2012年5月9日水曜日

カールス教会

ナッシュマルクトをあとにカールス教会へ。
1714年にウィーンを襲ったペストの終息を願って建てられたというこの教会は、ヨーロッパバロック教会のなかでもっとも美しいといわれています。(「もっとも美しい」というのは、あちらこちらの名所旧跡の形容詞ではありますが)

中に入ると、大きな足場が‥‥
現在(わかった範囲では2002年から)、教会内部のヨハン・ミヒャエル・ロットマイヤーのフレスコ画を修復中。足場を一般解放していて、見学者はまず高さ32.5mまでをエレベーターで、さらに階段をつかって、55.5mの天井部分まで上ることができます。

階段の定員は10人。それでも、人が動くたび揺れるので「高所恐怖所にはかなりつらい」(夫談)

作品名「聖カール・ボロメウスの代理祈祷、ペスト退散を祈って」
エレベーターを降りた踊り場。中間地点でも、天井画がこんなに間近に


下からだと点のように見える?ドーム天井の鳩

入場料はエレベーター料金込みで6ユーロ。天井画を間近に見ることができたのは、とてもラッキーでしたが、教会に足場はやっぱり無骨。10年以上もこの状態というのは、時間の単位が、日本とは違うのでしょう。

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