ここも、修復中?と思いきや、
グスタフ・クリムトの生誕150年を記念して、クリムトの壁画を間近で鑑賞できるよう、足場を組んで鑑賞台が設けられていたのでした。
絢爛豪華な正面玄関に、まさに工事現場のような足場。
なんと大胆な発想!
鑑賞台の定員は50人。鑑賞台の入り口には、ここにも定年を過ぎたくらいの男性が私服でたっていて、いかにも手作りという感じの小さな札を配っています。札を受け取ると台に上がることができて、見終わったら札を返却し、それを次の人に渡すというシステムになっているようです。
美術館始まって以来の試みだそうですが、半日、クリムトを見ていたければそれも可能だし、うっかり札をポケットに入れて帰ってしまう人がいたら、その日の定員は49人になってしまいそうな、そんな気楽な雰囲気でした。何かにつけ、大層にしないんだなーと感じました。
クリムトの壁画『エジプト』 |
クリムトの壁画『古代ギリシャの美術』 |
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